パニック障害で電車や映画館が怖い!予期不安や発作の対処法

こんにちは心理カウンセラーの武田秀隆です。

 

私が初めてのパニック発作に襲われたのは今から24年前の会議室でのことでした。

 

突然の息苦しさと激しい動機に襲われたのです。心臓発作だと思いました。

 

何しろ初めての感覚でしたので、死ぬかもしれないという不安がさらに心臓をバクバクさせ、窒息感とあまりの恐怖で油汗がどんどん流れ、気を失いそうになりました。

 

生きるか死ぬかの瀬戸際の恐怖は、言葉で言えないほど恐ろしいものでした。

 

発作が終わった後も、今のは何だったんだと、さらなる不安に襲われ、帰り道は油汗が止まりませんでした。

 

そしてその日から、「またあの発作が来るのではないか」という予期不安が始まったのです。

 

パニック発作も苦しいですが、予期不安もたまらなく苦しかったです。

 

明日は起こらないだろうか…。起こったらどうしよう…。あの発作はいったい何なんだ…。

 

と得体のしれない発作の不安は日に日に大きくなり、明日の発作が怖くて眠れない日々が続きました。

 

また広場恐怖といって、逃げ場所のない急行電車や散髪屋さんや映画館などがとても怖くなりました。

 

もしパニックになった時に、逃げ場所がないというのは、大きなプレッシャーとなるのです。

 

逃げ場所がないという緊張で、さらにパニックになりそうになるので、ますますそういう場所が怖くなっていきました。

 

死ぬほど怖い発作がまた起こるのではと怯える日々に絶望してしまうこともありました。

 

今、あなたも同じような苦しさを抱えているかもしれないですね。

 

私の克服体験が少しでもお役に立てばうれしいです。

 

パニック障害の予期不安や広場恐怖を軽くするコツ

パニック発作はとても恐ろしいものです。

 

死ぬほど苦しいので避けたいと思う気持ちは痛いほどよくわかります。

 

ですが、避け続けているとなかなか治りにくいのも事実なのですね。ここがつらいところです。

 

少しずつでいいので不安場面に立ち向かうことが克服には必要になっていきます。 

 

最初は小さな一歩でいいのです。電車に一駅だけ乗ってみるとかでも、それは大きな前進です。 

 

小さな一歩を重ねることが大切です。小さな小さな一歩でも大きな前進ですよ。

 

ここでお伝えしたいことは、パニック障害(パニックちゃん)にも弱点があり、その弱点をうまくつけば、不安を発作をやり過ごすことができるということです。

 

 

以下の「パニックちゃんの特徴と弱点」を知っておくだけでも、予期不安や広場恐怖が軽くなり、不安場面に立ち向かいやすくなると思います。 ※擬人化すると分かり易いので「パニックちゃん」とここでは呼びます。

 

【パニックちゃんの特徴と弱点】

 

1.いたずら好きで、脳に取りついてノルアドレナリンを過剰に出させて、心臓をバクバクさせたり呼吸を乱すいたずらをします。ですが、出るノルアドレナリンの量には上限があって、あなたの命を奪うまでの攻撃はできません。

 

 

2.最大10分間しか存在できず、10分経ったらパニック星に帰ってしまいます。

 

 

3.「どうせ10分しかいたずらできないんでしょ!どうせ心臓バクバクさせるいたずらしかできないんでしょ!いつでもいらっしゃい!10分間だけなら付き合ってあげるから!」と誘ってあげると、恥ずかしくて寄ってこない。

 

 

このことを知っておくだけでも、パニックちゃんの脅威は減ると思います。

 

パニックちゃんは「来るな!来るな!」と恐れていると、いたずらしてきます。

 

逆に「どうせ心臓バクバク攻撃しかできないんでしょ!単細胞ね!しかも10分しかいたずらできないんでしょ!スタミナ不足ね!いつでも遊んであげるからいらっしゃい!」と怯えずにこちらから「おいでおいで」と積極的に呼び込むと、パニックちゃんはビビッて逃げてしまうのですね。意外と肝っ玉の小さな子です(#^.^#)

 

要は、パニックちゃんの弱点をついて、行動範囲を広げる練習をしていくことが、克服への道ですね。

 

電車でパニック発作になりそうになった時の対処法

急行電車に乗っている時など、「あ、ちょっとドキドキしてきた。やばい!発作が起きそう」と焦ることがあると思います。

 

その時に「心臓がやばい!死んじゃう!」と考えると、心拍数が上がりがちです。そしてますます焦っちゃうんですよね。

 

ですので、心臓ではなく、脳に意識を向けるようにしてくださいね。

 

パニック発作は心臓の発作ではなく、脳の誤作動によってノルアドレナリンが出過ぎているだけです。

 

心臓がドキドキした時は「ノルアドレナリンが出ちゃってるなあ。ノルアドレナリンでは死なないんだよな~」と思ってください。

 

「心臓がやばい!死ぬ!」ではなくて、「脳が間違ってノルアドレナリンを出しただけ!ドキドキするだけで死なない!」と思ってください。

 

命の保証はされていますので、落ち着いてゆっくり呼吸をして、パニックちゃんをやり過ごしましょう。

 

ポイントは、

 

1.これは心臓の障害ではなくノルアドレナリンの障害だ!

 

2.これはパニックちゃんのいたずらだ!脳からノルアドレナリンが出てるだけだ。

 

3.心臓の発作じゃない。ノルアドレナリンでドキドキしてるだけだ。

 

4.パニックちゃんの「心臓バクバク攻撃」では死なないから、10分間やり過ごすだけだ。

 

過剰に出たノルアドレナリンの効果はだいたい10分間です。ゆっくり呼吸をしながら落ち着くまで待っていましょう。

 

1回呼吸するたびに、パニックちゃんが弱くなっていくイメージをすると、早く回復できますよ。

 

以下の動画も参考にしていただければ幸いです。

 

なお、カウンセリングのお問い合わせはお気軽にどうそ。090-3623-7508  まで。