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上司が怖くて委縮してしまう。会社に行くのがつらい人へ【HSPの相談】

こんにちは。心理カウンセラーの武田です。

 

上司が怖いというお悩みで、当ルームに相談に来られる方は多いです。

 

特にHSPといって、他人の顔色や感情に敏感な気質を持っている人は、批判されたり否定されたりすることに大きな恐怖を感じがちですね。

 

少しでも悪く思われると、居場所を失ってしまうような恐怖心を感じる方も多いと思います。

 

恐怖感と緊張の毎日で、会社に行くのがつらくなっていませんか?

 

今回はいくつかの観点から、考え方のコツなどを紹介したいと思います。

 

この記事は

 

1.上司が怖くて仕事に行くのがつらい。

 

2.「課題の分離」を練習しよう。

 

3.相手の感情を受け取らないようにしよう。

 

4.クッション言葉+テンション10%アップを使おう。

 

5.自分の感情の味方になって自己肯定感アップ!

 

という流れで書いていきますね。

上司が怖くて仕事に行くのがつらい

上司に質問して確認したい時ってありますよね。

 

また、うまくいかない時の相談や、ミスした時の報告をしなければいけない時もあると思います。

 

また、一人で抱えきれない時は助けを求めたいことがあると思います。

 

仕事量に限界を感じている時に、新たなノルマを課せられると、何とか断りたいと思うこともあるでしょう。

 

寛容力のある上司ならいいのですが、露骨に嫌な表情を出したり、ため息をするような人もいます。

 

「まだそんなこともわからないのか。それくらい自分で考えて何とかしないとダメだぞ」

 

とか、厳しい口調で責めてくる上司もいますよね。

 

HSPさんは心が敏感だから、否定されたり批判されたりすることが、たまらなく脅威に感じますよね。

 

自分の存在そのものが否定されたように落ち込み、心の傷が残りがちです。

 

だから、どうしても上司の前では緊張し、萎縮してしまうのですね。

 

特に優秀だけど威圧的、権威的な上司が苦手ではありませんか?

 

私も教師時代そういう悩みをずっと抱えてきましたので、その苦しさがよくわかります。

 

質問したいけど、何か否定的なことを言われるのではないかと怖くなってしまう。

 

オーバーワークで断りたいけれど、仕事ができない役立たずと思われるのも怖い。

 

挨拶をするだけで委縮してしまう。どこに視線を向けたらいいのかわからない。

 

失敗して攻撃されてしまうのではないかといつも緊張しているので、とっても疲れてしまう。

 

睡眠も浅くなって、朝起きた時に疲れが全然とれてなくて、鉛のように体が重い。

 

どうしてこんなに生きるのがしんどいんだろう。

 

緊張と我慢の連続で、この先どうなってしまうんだろう。

 

考えれば考えるほど不安になっていく時もあるかと思います。

 

本当につらかったですよね。ここまでよく耐えてこられたと思います。今までよく頑張ってきたと思います。

 

このあと考え方やコミュニケーションのコツを書いていきますので、この記事が少しでも心が楽になるきっかけとなれば幸いです。

 

「課題の分離」を練習しよう

相手が不機嫌になるのは相手の問題である。こちらの問題ではない。

 

これが「課題の分離」の考え方です。

 

つまり、上司の機嫌に、こちらが責任を持つ必要はないのです。

 

あなたはあなたがやるべき行動だけを淡々とします。

 

それによって相手が不機嫌になっても、それは相手の問題で、こちらがその責任を背負う必要はないのです。

 

実際、上司が不機嫌になるのは、上司の人間力の課題です。

 

寛容力のある上司なら不機嫌になりません。

 

つまり、上司は勝手に不機嫌になっているわけですね。

 

不機嫌になるのは相手の人間力の問題。こちらの課題ではないと居直る練習をしましょう。

 

ですが、あなたは今まで、上司の不機嫌に対して「自分が何とかしなければ」と背負っていたのではないでしょうか?

 

こうなると上司の課題を自分の課題として背負ってしまうので、すごくしんどくなるのです。

 

だから、しっかり課題を分離して、上司の不機嫌まで背負わないようにしましょう。

 

上司が不機嫌になっても「そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!(小島よしおさん風に)」と心の中で唱えましょう。

 

相手の感情を受け取らないようにしよう。

上司が不機嫌になって、その感情を全部自分のせいだと受け取ってしまうと苦しくなりますよね。

 

相手の感情は相手の持ち物です。

 

上司の不機嫌は上司の持ち物です。

 

だから受け取らないと決めましょう。

 

相手の感情を受け取りそうになったら、持ち主に返すイメージをしましょう。

 

「あなたの不機嫌は、あなたの持ち物だから、私は受け取りません!」

 

そう考える練習をしていくといいと思います。

 

その人のネガティブな感情は、その人の持ち物だから、その人に返せばいいのです。

 

クッション言葉+テンション10%アップを使おう。

コミュニケーションに自信がないから上司がさらに怖くなるという人もいるかと思います。

 

そんな人におススメなのが、「クッション言葉」「テンション10%アップ」です。

 

まず、クッション言葉は、ストレートに言ってしまうときつくなりがちな言葉の衝撃をやわらげてくれる働きをもつ言葉です。

 

クッション言葉を使うことで相手への配慮や思いやりを示すことができますし、質問や報告・連絡・相談など言いにくいことも言いやすくなります。

 

クッション言葉の例は

 

「お忙しいところ申し訳ありません。今お話しさせていただいて大丈夫でしょうか?」

 

「申し上げにくいのですが」

 

「気分を害されたら申し訳ないのですが」

 

「こんなことをお伝えするのは心苦しいのですが」

 

「こんなことをお伝えするのは怒られてしまいそうで申し訳ないのですが」

 

「大変恐縮ですが」などです。

 

怒られてしまいそうな恐怖を感じている場合は、それをクッション言葉に盛り込むのもいいと思います。

 

つまり、「こんな質問をしたら、怒られてしまいそうで申し訳ないのですが、どうしても確認したいので教えていただけますか?」という感じですね。

 

また、何かお願いする場合は、丁寧に「~していただいてもよろしでしょうか?」「~していただけますと助かるのですが、よろしいでしょうか?」という言い方が大切ですね。

 

そして、上司が聞いてくれたら「本当に助かります。ありがとうございます!」という感謝の言葉を一言添えるのも大切ですね。

 

あと、もう一つのコツは「テンション10%アップ」です。

 

これは、上司と話す時、いつもより「テンションや声の大きさを10%アップ」で話すことです。

 

上司が怖いのでビクビク委縮してしまったり、声が小さくなってしまう気持ちはよく分かります。

 

ですが、テンションや声が下がると、やる気が伝わらずかえって逆効果になってしまうことも多いのですね。

 

ちょっと練習が必要なのですが、演技と割り切って少しずつ練習してみるといいと思います。

 

たった10%ですが、語尾までしっかりと発声し、元気よく伝えることで上司からも好印象を持たれることが多いのですね。

 

「クッション言葉」と「テンション10%アップ」はおすすめです。

 

それでもなお上司が不機嫌なら、前に述べた「課題の分離」と「感情を受け取らない」を心がけ、居直ることも大切です。

自分の感情の味方になって自己肯定感アップ!

上司が怖くてうまく立ち回れない自分自身を責めすぎていませんか?

 

無力感や劣等感や罪悪感で、自分はダメだと責めすぎていませんか?

 

自分を責めると、悩み以上に苦しくなってしまうことがありますよね。

 

そんなあなたにお勧めなのが「自分の感情の味方になる」という方法です。

 

これをすると自己肯定感もアップして、心が軽くなりますよ。

 

まず、上司が怖い心が胸にある場合。胸に手を当てて、その心に向かってこう言ってあげましょう。

 

「そこにいたんだね。つらかったね。苦しかったね。」

 

「あなたがそこで苦しんでたのを、今まで気づいてあげられなくてごめんね」

 

「そうだね。怖いよね。怖くていいんだよ。無理もないよね」

 

「安心してそこにいていいよ。私がそばについてあげるからね」

 

自分の中の小さい子どもに言ってあげるつもりで、優しく言ってあげてくださいね。

 

上司が怖いという気持ちは、あなたのありのままの気持ちです。

 

つまり、感情は「ありのままのあなたの分身」です。

 

ですので、怖いという感情を否定することは、「ありのままのあなた」を否定することになってしまうのです。

 

そうすると自己否定で苦しくなってしまいますよね。

 

だから、怖い感情に「そうだよね。怖いよね。怖くていいんだよ。私がそばについているからね」と優しく言ってあげて、受け入れてあげてくださいね。

 

自分の感情を追い出すのではなく、あなたの中に居場所をあげるのです。そして優しく寄り添ってあげるのです。

 

そうすると、自分の中に自分の味方が育ちます。

 

そして、ありのままの自分を肯定することができて、心の中に爽やかな涼風が吹くように、気持ちがスーッと軽くなっていくのです。

 

自分のどんな感情も、あってよいものとして肯定していく。これが本当の自己肯定感ではないでしょうか。

 

一人で悩まずいつでもご相談してくださいね