こんにちは心理カウンセラーの武田秀隆です。
実は私自身もパニック障害で苦しんだことがあるのです。(現在は完全に克服しています)
私が初めてのパニック発作に襲われたのは今から26年前の会議室でのことでした。
突然の息苦しさと激しい動機に襲われたのです。心臓発作だと思いました。
何しろ初めての感覚でしたので、死ぬかもしれないという不安がさらに心臓をバクバクさせ、窒息感とあまりの恐怖で油汗がどんどん流れ、気を失いそうになりました。
生きるか死ぬかの瀬戸際の恐怖は、言葉で言えないほど恐ろしいものでした。
発作が終わった後も、今のは何だったんだと、さらなる不安に襲われ、帰り道は油汗が止まりませんでした。
そしてその日から、「またあの発作が来るのではないか」という予期不安が始まったのです。
パニック発作も苦しいですが、予期不安もたまらなく苦しかったです。
明日は起こらないだろうか…。起こったらどうしよう…。あの発作はいったい何なんだ…。
と得体のしれない発作の不安は日に日に大きくなり、発作が怖くて眠れない日々が続きました。
また広場恐怖といって、逃げ場所のない急行電車や散髪屋さんや映画館などがとても怖くなりました。
もしパニックになった時に、逃げ場所がないというのは、大きなプレッシャーとなるのです。
逃げ場所がないという緊張で、さらにパニックになりそうになるので、ますますそういう場所が怖くなっていきました。
死ぬほど怖い発作がまた起こるのではと怯える日々に絶望してしまうこともありました。
今、あなたも同じような苦しさを抱えているかもしれないですね。
ですが、どうか希望をなくさないでくださいね。パニック障害は克服できる症状です。
私のカウンセリングでは、次の2点を大切にしています。
1.発作のメカニズムを理解することで得体のしれない恐怖から解放される。
2.予期不安・広場恐怖を軽くする考え方や発作時の対応をわかりやすくお伝えする。
専門的な知識だけでなく、私自身の克服体験に基づく実践的なアドバイスもしていますので、パニック障害でお悩みの方はいつでもご相談してくださいね。